すっぽん 食中毒

すっぽんは食中毒にも要注意?

美味しいものを食べることは、ひと時の幸せを感じることのできる時間であり、またその思い出は私たちの心に長く留まることでしょう。
しかし、そんな時間が一気に恐怖の時へと変わることがあります。
それが、食中毒です。
食中毒は、年に何件も起こっていて、中でも最もよく知られるのが牡蠣。
牡蠣が大好きだった人が牡蠣によって食中毒を起こした場合、その多くは牡蠣を食べることができなくなるとも聞きます。
その位、食中毒はツラく苦しいものなのです。

 

では、すっぽんで食中毒(所謂「あたる」)ことはあるのでしょうか。
答えとしては「ある」が正解となるのですが、一般的にすっぽん料理屋さんではきちんとした知識をもってすっぽんを扱っているわけですから、そこはあまり心配しなくても大丈夫でしょう。
しかし、とんでもなく破格のすっぽん料理店などにはご注意ください。

 

 

まず、天然のすっぽんには寄生虫が住みついている危険性があります。
このすっぽんの生血を飲むとなると、かなりの危険を伴いますので、気を付けてください。
そして、次に気を付けたいのが、サルモネラ菌です。
過去に起きたずっぽんによる食中毒の事件として、サルモネラ食中毒事件があります。
サルモネラ食中毒になると、下痢や嘔吐、発熱などの症状が出てきます。
こちらもやはり生血を飲んだことが原因とされています。
すっぽんの生血ですが、基本的には出てきたらなるべく早く飲んだ方がよいということ。
時間を置くほど鮮度は落ちますし、また食当たりの原因にもなりかねるのだそうです。

 

さらに、ごく最近では、すっぽんの生食は避けるように厚生労働省から促されています。
それは、国内産のすっぽんの体表からコレラ毒素を産生するナグビブリオ等が検出されたことが原因とされています。
ナグビブリオは、本来は熱帯や亜熱帯の常在菌だったものが、最近日本や欧米にも定着したと言われているのです。
そして、魚介類や水、それらが原因による二次汚染を受けた飲食物により、人への感染が起こるわけです。
下痢や嘔吐が特徴とされるので、これもまた感染したら苦しいでしょう。
ナグビブリオを殺菌するためには十分な加熱調理が必要ということなので、決して生ですっぽんを食べるのは止めましょう。
また、調理器具の洗浄消毒も大切なので、心配ならばきちんとお店に聞いておくのも良いかもしれません。
多少失礼であったとしても、食中毒を防ぐために、どちらにも有効であると思いますので。

 

すっぽんの栄養が欲しいという人は、サプリでも十分だと思いますが、すっぽん自体を食べたいという人は、くれぐれも注意してくださいね。